登録生活支援員研修(第2回講座:ボランティア・市民活動センター)

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「ボランティア・市民活動センターについて」(第2回講座)

略称「ボラセン」。これは、行政の委託事業。
社協が担当する社会福祉は、ボランティア活動が似合う。このボランティア活動の支援を社協が自主事業として実施していたが、後に行政もその重要性を認識し、行政の一部となったそうだ。
元々、ボランティアセンターと称していたが、ボランティアのイメージが社会福祉に偏って見られること、有償のボランティアもあることから、市民活動センターという言葉が後から追加されたそうだ。
「つなげる」「いかす」「うみだす」がキャッチフレーズ

愛称「ゆめこらぼ」(西東京市市民協働推進センター)との新しい関係
タカさんは、昨年4月から「ゆめこらぼ」の運営委員を務めている。
たまたま、市報で公募された市民委員に応募したもの。
「ゆめこらぼ」は、文字通り市民活動の活性化をサポートするのが仕事。
昨年3月に新設されたばかりで、社協が行政の委託を受けている。
となると、ボラセンとの関係が気になる。

現在のボラセンは、元々の社会福祉のボランティアに戻ったそうだ。将来は不透明?
行政は、市民活動を活性化するため、社会福祉が専門の社協に任せるのでなく、より広く事業主体を公募した。
結果として、今回は社協が競り勝ったが、既得権化したわけでない。次回は、他の団体が勝つかもしれない。
となると、社協も黙っていないだろう。再度、ボラセンが、社会福祉の枠を超えた活動に戻ることになるだろう。
大体、社会福祉の領域など境界が曖昧だ。
地方自治法によると地方公共団体の役割は、住民の福祉の増進を図ることを基本とすると明記されている。「行政=福祉」ならば、ボラセンとゆめこらぼの活動領域は重なり合うのが当然。 どこか、一箇所に任せる方が、不自然と言うものだ。

ボラセンは、社会福祉の領域に限られるが、歴史があるだけに活動が着実のようだ。タカさんも、次回の傾聴ボランティアに申込むぞ!

(5月3日掲載)

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