本ブログは地域福祉に特化して、今年5月1日にスタートした。 5月1日にドタバタとスタートした理由は、実は、4月12日に民生委員への就任の打診があり、15日に正式に地区委員から推薦されたため。推薦の流れは西東京市→東京都→厚生労働省と続き、7月1日に正式に委嘱される。 新人の民生委員が、地域福祉にどのように係わっていくのかを、最初の段階(民生委員になる前)から記録していきたい、と考えた次第です。 (勿論、個人情報保護は厳守)
本当に急な話で、驚くばかり。 タカさんの地区は、民生委員が欠員だったので超特急となった模様。
民生委員のイメージは、昔から持ってはいた。 まあ、ご苦労様、といった感じ。 正直、住民として民生委員がいなくても困ったという実感はない。 いてもいなくても困らないが、本当にいなくても良いの?との漠とした思いもあった。
ということで、打診を受けた段階で、慌てて調べた。 民生委員とは? 色々な情報がインターネットの世界に溢れている。 良い話は少ない。 まあ、インターネットの世界ならそんなものでしょうか。 しかし、明らかな誤解も多い。 苦労する割には、感謝されない。 いてもいなくても同じ。 いればいるで、でしゃばる。 福祉の世界は急激に変わっているのに、民生委員はどうなっているの? 仕事の内容は? 個人情報保護法の影響で、人の生活を覗き見るような民生委員は要らない? プライバシーを侵害するな!
結果は、悪いイメージばかり。 なので、なり手がない。 高齢化が進む。 全国的に欠員が多い。東京も同様。 その東京の中で、西東京市は、ワースト2の欠員率。 いい事何もないじゃあないか。
では、何故、民生委員になろうとしているのか? 答えは単純。 「人助け」になるなら、断る理由はない。 今まで、「ささえあい訪問協力員」 、「社会貢献型後見人候補者」、「登録生活支援員」として、地域福祉へ貢献しようとしてきた。「民生委員」も、それに連なる流れ。
各々の機能は重複した部分も多いと思われる。矛盾もあるでしょう。 西東京市は、本年度から、地域福祉コーディネーターの試行を始めた。多分、民生委員の役割も大きく変化していくものと思われる。 それなら、その変化を、外野から眺めるのでなく、フィールドで実感してみよう、ということ。 などと、暢気なことを言っていられるかどうか。
以上の理由で、新しいテーマとして「民生委員」を設けることにしました。
ついでに、HPのサブタイトルも変更することにする。今までは、これでした。
「地域デビュー中のファイナンシャルプランナーが地域住民の不安・疑問に答えます」
しかし、地域デビューからほぼ1年が経過し、最初は想像もしていなかった、民生委員まで務めることになると、地域デビュー中というのは、少々似つかわしくなくなる。 ファイナンシャルプランナーというのも、ちょっとチグハグな感じ。
ということで、少し先走っているが、具体的で分かりやすいから、これに決定。
「地域に密着した市民後見人候補者・生活支援員・民生委員が地域住民の不安・疑問に答えます」