「セカンドライフの安心設計」セミナーの資料準備のため、石川氏著「一人暮らしの安心術」を読んでみた。その中で「何か困ったことがあったら民生委員に頼もう」という記述がある。たとえ働かないので有名な民生委員でも（痛烈ですな）、とある。 「民生委員は２４時間、３６５日お願いできるはず」、年中無休というのがその理由。他にも、福祉の公的相談窓口は意外と素人が多いから、というのも理由だそうだ。確かに、人事異動で昨日から窓口に座った、という人がいる恐れはある。
それにしても、ボランティアの民生委員に対して、ちょと多くを求め過ぎてはいないか？
民生委員も福祉の専門家ではない。まあ、お節介屋さんで、何処の誰に話をつなげればよいかは知っているはずなので、是非、相談して貰いたいが・・・。 市民の方も、普段から担当地区の民生委員の名前や連絡先や評判などをチェックしておくことが大事かなと思います。
石川氏の本は、自身の経験に基づいた、一人暮らしだけでなく家族で生活している人にも非常に役に立つ情報が多い。知識として満足するのでなく、是非実施することをお勧めしたい。