登録生活支援員研修(第13回:対人援助技術)

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講師:井手 知子さん 新町地域包括支援センター管理者 社会福祉士

地域包括支援センター(一般に包括(ホウカツ)と略称。最初は面食らった!が、慣れた)は市内に8ヶ所(人口2.5万人に一箇所と決められている。従って人口20万の西東京市は8ヶ所)あり、高齢者介護予防の総合相談窓口。 4~5名の保健師、看護師、社会福祉士が常駐。市の委託を受けて、各々独自に運営されている。新町は、緑寿園(特養 社会福祉法人)が運営。

対人援助技術は、タイトルが大きすぎ、かな? 内容は、コミュニケーションスキル。 過去に受講したことのある傾聴と内容は殆ど同じ、ように感じた。だからといって、簡単にできるかというと、本当に難しい。 言うは易く、行なうは難しだ。
タカさんは、現役時代は(三流の)コンサルタントだったので、話し過ぎたり、自分の見を押し付けたり、相手を説得する傾向がある。 一種の職業病のようなものだ。 なかなか上手くいかない。

タカさんの知っているヘルパーさんは、真面目すぎたので、自分自身が鬱(ウツ)になってしまった。対人援助どころでない。スキルとして習得しておかなければ、福祉の世界では仕事をしていけない感じだ。(仲間内の練習は楽です。実際は、深刻な問題ばかり・・・)

以前受講した傾聴の講座では、習うより慣れろ!と教わった。幾ら机上で勉強しても、身に付かない。 本で読むような典型的な例はない。実際は千差万別。 実地に対応しながら、肌で覚えるしかない、というものだった。 泳げる人が、泳げない人に、いくら泳ぎ方を教えても畳の上では、無理というもの。 水の中に突き落とすしかない。  溺れないように、頑張ろう!

(5月25日受講)

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