民生委員地区定例会議 市長懇談の印象(10/18)

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定例会冒頭1時間が市長懇談。西東京市の5地区の民生委員会で順番に懇談会開催中。折角の機会なので、市長に日頃の不満をぶつけようという思惑もあったが、陳情ではないということで、大所高所からの意見交換にする方向で調整された。(具体的・実務的な質問は事前に担当部門から回答が寄せられ、懇談会冒頭で文書で配布。)
まず、市長から弁舌巧みに西東京市政の課題と展望が説明された。(市長の演説好きは有名で10分間の時間制限付き)
ここから、個々の委員から順番にお話をという誘導のような雰囲気だったが、前回欠席の委員から思いっきり最新の不満が飛び出た。ゴミ袋の交換(旧→新)騒動で、エコプラザ前に長蛇の列ができ、超多忙な主婦が何時間も待たされた事件。我がパートナーは早々と諦めて引き上げてきたが、遠くから来た人もいて、怒り心頭、暴動寸前の様子だったようだ。
流石に民生委員は行動力がある。市役所の様々な部門に足を運び各部署の対応状況を調べ上げ、その実態を市長に訴えたもの。生々しい話には迫力がある。
確かに市政全般から見ると、ゴミ袋の交換は些細な問題かもしれない。が、今度の主婦による長蛇の列に対する市役所の縦割行政的対応をみると、非常事態における市役所の対応に不安を憶えるという指摘は的を得ているように感じた。 少なくとも、今回の無責任な対応は民間企業では考え難い。無責任と意識していないところに怖さを感じる。
その後も民生委員から色々質問や依頼が出され、市長から上記「長蛇の列」問題を含めて、実に大所高所からの素晴らしい説明・解説・反省の弁があった。
確かに市長は市政の様々な現場を知っており、総合的に適格な判断をしていようとしているのは伝わってくる。しかし、「自助、共助、公助」という市長の声が虚ろに聞こえるのは何故だろうか?民生委員からの不満や要望は、10年以上も前から延々と続いている課題。そして、歴代の市長や市役所の美しい言葉を信ずれば、既に実現していなければならなかったものばかり。そんなに簡単に実現できるわけがない。

まあ、市長や市会議員を選んだのは我々だから、余り市長に期待ばかりしてもしようがない。自分のできることも多い。早く一人前の民生委員になるよう努力努力!

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