生活保護を申請すると、2週間後に保護が決定する。 保護決定には、厳しい審査が必要だが、社会福祉協議会が本人の金銭管理を行っていれば適用条件はほぼ完璧にクリアする。ごまかしようがないからだ。生活保護の担当部門の訪問調査も確認が主体になる。
生活保護を受けるには、当然、本人の資産はゼロ近辺でなければならない。しかし、生活保護を受けると、国から安定した現金給付があるので、生活自体は今までより余裕がでてくる。つましく暮らせば、貯金も可能。 独居高齢者で無駄使いをしなければ、確実に貯まると予想できる。
生活保護を受けると、生活レベルがそれまでより上がることには、何か釈然としない人もいるのは確か。最低賃金が生活保護より低いなどの指摘もある。が、とりあえずこれで生活保護が受けられれば一安心だ。
問題は、今回の例のように、行政が用意したセーフティーネットに引っかからない人が沢山いること。申請可能な人が全員申請したら国の財政がどうなるか不安ではあるが、このようなセイフティネットがあることを知らずに困窮した生活を送っている人がいると思うと胸が痛む。
今回の独居高齢者は、元々は民生委員が発見して、地域包括支援センターから社会福祉協議会に情報が伝わってきたもの。
私も、某地区の民生委員を委嘱されているが、まだまだ地域への浸透ができていない。頑張らねば・・・・。
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