一斉改選後初の地区会議が開催され、協議会役員、部会、委員会等のメンバーが選出された。タカさんは、児童福祉部会と編集委員会に参加。民生委員を受任したのは今年7月だが、関係部門への連絡が徹底されておらず無視された時もある。これからが本番という感じ。
助走区間となった数ヶ月間の実感。 それは、民生委員の仕事は、自主的・自律的な非定型な作業が多く、また限りがないこと。
なにしろ、民生委員の第一の職務は、「生活状態の把握」である。住民生活状態を必要に応じ適切に把握しておくこと、これが基本。 要するに、WHATは書いてある。その背景のWHYも分かる。 ところがどこを見てもHOWは一切書いてない。民生委員の自主性に任せます、頑張ってね!ということ(らしい)。 「必要に応じ適切に把握しておくこと」と言われても、どこまでやればいいのだ・・。今まで地域と関係ない生活を送ってきた会社人間としては呆然とするばかり。
タカさんの場合は、まずは、手当たり次第に地域活動に参加した。 「認知症サポーター」「ささえあい協力員」「ふれまち「クリーンあけぼの」世話人」「ほっとねっと推進員」等々。一応、なってみたが、まだまだ担当地域の生活状態の把握は殆どできていない。
元々、担当地区は、長年、民生委員が欠員だった。民生委員がいなくても(一応は)済んでいたので、民生委員に対する期待が低い地域。家で待機していても、誰も相談に来てくれそうにない。かといって「何か困り事はありませんか?」と、御用聞きをするわけにもいかない。お節介の押し売りは迷惑だし、嫌われる。
ここは、先輩の民生委員の言うように、「ゆっくりあせらずに」やるしかない。地道に地域に溶け込んで、あの人なら相談しても安心だ、信頼できるという関係を構築するのが前提。
とは言っても、道は険しいそうだなぁ・・・。
追記:12月15日の市報に新しい民生委員の名簿が掲載された。誰も読まないだろうと思ったら、ご近所から心強いとの声援?が寄せられた。市報の威力はさすがです。
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