地域活動の担い手がいない→団塊世代に期待。「団塊世代を地域社会が待っている」というような話は、団塊世代が定年を迎える数年前から言われ続けてきた。だって、家庭に、地域に戻るしかないでしょう。会社を辞めたら。という発想。
しかし、現実は? まだまだ地域活動を担っているのは女性であり、高齢者だ。地域の集まりや老人会、そして民生委員は一層の高齢化が進み後継者難に喘いでいる。
期待した団塊世代はいない!
消えた年金記録、消えた高齢者、風に言えば消えた団塊世代と言ったところか。
団塊世代はまだ働いている。地域でなくまだ会社だ。経済事情もあり65才以上まで働かざるを得ない。団塊世代が65才を迎えるのは2012年。まだ地域デビューには早い。
団塊世代は会社で燃え尽きた。暫くのんびりしたい。遊びたい。もう働くのはコリゴリ。自分のために時間と金を使いたい。
隣近所に誰が住んでいるかも分からない。市報も公民館便りも読んだ事がない。市役所へも行ったことがない。突然、地域社会へデビューと言っても、具体的にどうして良いか分からない。それくらいなら、気心が知れた昔の仲間と遊びたい。社会貢献には蓄積した知識や経験も生かせるし。
確かに、地域社会は地縁社会。西東京市のような通勤圏では隣にどんな人が住んでいるか分からない。という意味で、いまでは、地域社会は無縁社会そのもの。この無縁社会への地域デビューは億劫だ。不可能だ。と言う気持ちも分かる。自分がそうだったので。 しかし、地域デビューするなら、定年後の比較的早い段階で再起動しなければ、益々チャンスは遠のく。定年後1年以内に、何らかの仕組みや働きかけが必要と感じる。
と、この辺りまで考えてから、「民生委員、団塊世代」でググって見たら、頭の多い人は多いですね。団塊世代が地域に出ない理由が山ほど飛び交っていた。 結構、厳しい意見が多かった。
団塊世代に何も期待しない、この世代をパスするしかない!という意見まであった。そこまで言うか・・・ですね
期待したい団塊世代に! 日本を担ってきた世代に! 人材も多い。 65歳で老いるには早すぎる。 何か自分に言っているようだが・・・・・・